ひと月ほど前から、バイオリンを弾き始めている。習い始めたのではなく、ずっと弾いていなかったのを久しぶりに取り出して弾いてみようということだ。
なんせ久しぶりなのでA線が切れとった。A線はピアノでいえば真ん中のラの音。一番の基本の弦が切れたのだった。
で、職場の近所で発見した楽器店で弦を入手。なんせ10年以上弦は買ってなかったので、古い弦の袋を持参して探す。意外にも値段はほとんど上がっていない。千円弱。ってことは昔は高かったんだなあ。
いそいそと買って来た弦を張ってまずは音合わせ。チューニングだわ。でもうまくいかない。Aが低い気がする。なんでよー。張りすぎて駒が倒れてしまった。これは弦が違うのじゃないか? 隣のDなんじゃないのか? あくまでも疑い深い私。
弦を取り外して楽器店に持っていく。これってAで間違いないですか。新しいのと比べてもらう。当然のことながらそれはA。Aだけ新しいから強いんじゃないですか。なるほどそうか。
で、今に至る。なるほど、一ヶ月ほどでAは落ち着いてきた。
そしたら今度はもっと正確にチューニングしたくなった。そうだ、今は昔よりいいチューナーがあるはずだ。弦の値段が変わらないんだからチューナーはもっと小さく手軽になっているはず。
その通り。ネットで色々見つけた。チューニングの方法の動画まである。お、この人私と同じ教本を使っているわ。いいよねあの本。
先生の名前は久保木隆文さん。説明が丁寧。分かりやすいよ。先生が使ってるあのチューナーいいと思ってたんだ。また買いに行こうっと。
あっ、メモ用の鉛筆落っことした。ははっ。でも動じない、続ける。なんか、いい人だなあ。
私は人に教えてもらうのが好きじゃないけど、こういう動画は参考になるなあ。中学の部活でしか弾いてないから、細かい技術とかは教わってないしさ。
ただ一つだけ、久保木先生。せっかくいいサイトなのに、変なリンクが付いてます。消したほうがいいと思います。