Unknown@Presence

色々あれこれ。

ジューシーフルーツ やっぱりアロハ

今週のお題「夏うた」

80年代最初の高校生だったshishowの夏はジューシーフルーツ色だった。

石を投げたら近田春夫に当る時代だった。CDが登場して間もない頃で、音楽をレコードで聴く最後の時代でもあった。

高校は留年して大学は中退するのが流行ってた時代でもあったな。大学卒業するなんて格好わりぃ、みたいなね。

でも、その大学は誰でも知ってる大学でなければ意味がなくて、なので田舎の公立高校に通う高校生は普通に勉強してた。高校三年の夏休みは補習で埋め尽くされて、午前中は補習、昼寝して夜中も勉強した。

あんなに勉強したのに成績上がらなかったのかは、まあ置いといて。

西陽のきつい部屋。タンス兼勉強机と応接間から担いてきたステレオがどーんと鎮座する六畳間、友達と車座でアイスティー飲みながらレコード聴いたり歌ったりした。歌っているのは私だけだったけど。

YMOもよく聴いたな。電子音が涼しかった。ほんとはヘビメタ好きなんだけど、夏はちょっと暑苦しい。ポリスとジャーニーはプレーヤーにかけっぱなしにしてて西陽で曲がった。

2020年。どこにも出かけられない夏。

海が恋しいわけでも山に登りたいわけでもない、けれどいい加減自粛しろと言われたくないしマスクもしたくない。

花火はどこかで上がるのに、若さはSNS上でくすぶり続ける。